忘却曲線と勉強のコツ

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皆さんはエビングハウスの忘却曲線というものを御存知でしょうか。

エビングハウスという心理学者は、無意味なアルファベットの羅列を覚えさせて、その記憶の定着率と時間の関係をグラフ化しました。これが、忘却曲線です。

無意味な単語を1回暗記した場合、記憶の保持率は1時間後には44%、1日後には26%、1ヶ月後には21%まで低下するそうです。

試験勉強するにあたっては、受験直前に記憶の保持率を出来る限り100%に近づける必要がありますが、そのためには、記憶保持率の低下スピードを出来る限り遅くしてやる必要があります。

その方法としては、
・無意味な単語ではなく意味のある単語を覚える
・忘却してきた頃に、再度記憶し直す
ということが効果的である、ということがエビングハウスの実験で分かっています。

例えば、「うれむ」という単語を覚えるよりも、「りんご」という意味のある単語を覚える方が記憶が定着します。

また、「うれむ」という単語を30秒かけて1度記憶するよりも、10秒かけて記憶して、1週間後に10秒、1ヶ月後に10秒かけて復習する方が記憶に残ります。

この忘却曲線の考え方をUSCPAの試験勉強に置き換えて考えてみると、
・基本的には暗記よりも理解を重視して学習すること
・ゆっくり着実に学習するよりも、速いスピードで反復すること
短期間で合格するためのスケジューリングをすること
の3つが重要となります。

暗記よりも理解を重視

意味の無いことよりも、意味の有ることのほうが、頭の中によく残ります。

USCPA試験に限った話ではなく勉強する上での鉄則ですが、内容を単に暗記するのではなく、理解した上で次に進むようにしてください。

特にAUDは、理解が伴っていないとなかなか得点に結びつけることが難しい科目です。一方で、一度理解してしまうと芋づる式に他の問題も解けてしまいます。

FARやBECも同様に、理解重視の勉強をお勧めします。

1年近くという長期間に亘る試験ですし、特にFARの知識は他の科目でも必要となることがありますので、詰め込んだ記憶を如何に維持していくかが重要となってきます。

一方、REGは理解よりも暗記重視で構いません。

税法やビジネス法については、学習ボリュームが非常に大きく、全ての論点を1から10まで理解していては時間が足りないためです。

アメリカの税法やビジネス法については、人によっては今後必要とならない知識かと思います。

一気に暗記し、試験が終わったら忘れてしまいましょう。

速いスピードでの反復

時間を掛けてじっくり覚えるよりも、時間を掛けずに何度も反復記憶する方が、頭の中に残ります。

勉強の進め方として、まずテキストで知識をインプットすることになりますが、このインプットは出来る限り短期間で終わらせて、問題集での問題演習に早めに移行してください。

最初にじっくりとテキストを一言一句読み込むという学習スタイルよりも、早めに問題集へ移行して、知識が足りないところはその都度補充していく学習スタイルの方が効率的です。

短期間での合格計画

時間が経てば経つほど記憶の定着率は落ちていきますので、短期間で合格してしまうほうが効率的で、時間の節約にもなります。

AUDの試験においてFARの知識が必要になるなど、科目を横断するような設問も近年増加していることから、出来るだけ各科目の受験時期を近付けるほうが合理的です。

科目失効のリスクもありますので、1年以内での学習計画を基本とし、1年半や2年といった長期のプランを立てることは控えましょう。

 

以上、忘却曲線理論から導き出されるUSCPA試験の受験戦略について解説しました。短期集中型でサクッと合格を勝ち取ってしまってください。

以下のページも合わせてご覧ください。
>>勉強への集中力を維持する方法


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