BATIC(国際会計検定)について

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このページではBATIC(国際会計検定)について紹介しております。

あまり聞きなれない名前の検定試験かと思いますが、USCPA試験との間では強い相関関係があります。

BATICは「バティック」と読みます。簿記検定の英語版と考えていただければ理解は早いかと思います。

合格不合格という形ではなく、TOEICのようにスコアで自分の能力が評価されます。

BATIC試験の実施母体は日商簿記検定と同じ、「商工会議所」です。

USCPA試験よりも難易度は低いため、USCPA試験の受験を迷っている人や、USCPA試験FAR科目の小手調べとしては最適の試験です。

また、USCPA試験に合格する自信は無いけど、英文会計の力を身に付けたいという人にもお勧めです。

 

日商簿記検定は日本基準、USCPAは米国基準(USGAAP)での出題となりますが、BATICはIFRS(国際財務報告基準)をベースとして出題されることとなります。

また、日本基準とIFRSの間での財務諸表の組み換えに関する問題も出題されるようです。

現在、日本基準も米国基準もIFRSへのコンバージェンスが進んでおり、今後もこの流れが加速していくことが予想されます。

IFRSに関する知識を習得することは将来的にも避けては通れない道となりますので、非常に有用な試験かと思います。

それでは、BATIC試験の概要について紹介していきます。

実施機関

商工会議所が実施母体です。 公式サイトは以下のURLからどうぞ。
http://www.kentei.org/batic/

試験形式

試験問題は英語で出題され、 マークシートによる選択問題と記述問題で構成されます。

Subject1(英文簿記)とSubject2(国際会計理論)の2部構成で構成され、合わせて1,000点満点でスコアが認定されます。

受験日

毎年7月、12月の年2回です。

出願可能期間は、受験日のおおむね1ヶ月半前までですので、締切に間に合うように手続きを行ってください。

受験料

10,150円です。

ただし、Subject1だけ受験する場合は5,400円、Subject2だけ受験する場合は7,990円となります。

試験会場

2017年度の受験場所を以下に記載しております。最新の受験場所は、公式サイトでご確認ください

東北:福島
北信越:新潟、石川、長野
関東:埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡
東海:岐阜、愛知
近畿:京都、大阪、兵庫
中国:広島
四国:徳島
九州:福岡、大分、宮崎
沖縄:沖縄

お住まいの地域によっては、移動の負担が大きくなりそうです。

特に、北海道、東北の人にとっては厳しいですね。あくまで2017年度の情報ですので、最新のデータは公式サイトでご確認ください。

受験資格

受験資格はありません。

なお、Subject2「だけ」を受験する場合には、Subject1でアカウンタントレベル(320点以上)を過去に取得している必要があります。

両科目を同時に受験する限りにおいては、何ら受験制限はありません。

試験時間と配点

Subject1 試験時間:1時間30分 配点:400点満点
Subject2 試験時間:2時間30分 配点:600点満点

出題範囲

Subject1では、会計の基本概念、仕訳に関する知識、財務諸表、内部統制について出題されます。

Subject2では、IFRSや概念フレームワークに関する知識に加え、リースや企業結合といった複雑な個別論点についても出題されます。

Subject1は初歩的な内容、Subject2は応用的な内容となります。

基本的に、USCPA試験のFAR科目との間で試験範囲はほぼ重複しています。試験範囲のおおむね8割程度が重複しているといったところでしょうか。

 

認定スコア

スコアは3年間のみ有効で、3年が経過した場合には更新手続きが必要です。

880点~1,000点 コントローラーレベル
700点~879点 アカウンティングマネージャーレベル
320点~699点 アカウンタントレベル
200点~319点 ブックキーパーレベル
0点~199点 称号無し

転職などでも評価される「コントローラーレベル」を取得することが、この試験の目標となります。

試験結果

2017年度の試験結果は以下の通りです。

全受験者2,493名中、
コントローラーレベル 87名(3%)
アカウンティングマネージャーレベル 314名(13%)
アカウンタントレベル 1,055名(42%)
ブックキーパーレベル 684名(27%)
称号無し 353名(14%)

最上位のコントローラーレベルを取得できるのは、全受験者中で上位の3%程度となっています。

800点台を取得できればUSCPA試験のFAR科目で充分勝負することができ、コントローラーレベルを取得できれば、FAR科目は問題無く合格できると思われます。

その他

受験者の構成比率としては、社会人8割、学生2割となっています。

USCPA試験とは異なり、当日は電卓を持参する必要があります。

なお、就職や転職において役立つのはコントローラーレベルのみで、その他のレベルではほとんど評価されないと考えてください。

USCPAの方が、転職市場での価値は圧倒的に上です。

日商簿記検定と比較した場合の難易度としては、
 簿記1級>BATIC Subject2>簿記2級>BATIC Subject1 
となります。

以上、BATIC(国際会計検定)についての概要でした。USCPAに比べれば、非常に低い受験料でトライすることができます。

USCPAの受験を迷っておられる人は、是非BATICを受験して試験の感覚を掴んでみてください。

もし良ければ以下のページもどうぞ。
>>カフェ勉強のススメ


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