独学でUSCPAに合格してみた

独学でUSCPAに合格してみた


メニューUSCPA試験を受験するまで独学でUSCPAに合格してみた


このページでは「独学」にフォーカスを絞って、自らの合格体験を綴っていきたいと思います。

独学のメリット・デメリット

USCPAの勉強を始める際には、専門学校(通学・通信)を利用するか、独学で勉強するかという選択肢に、誰しもが直面することになるかと思います。

独学のメリットとしては、まず第一に費用を安く抑えられることです。

一方、独学のデメリットとしては、最新の制度改正の情報が入ってこない、講師に質問できない、出願手続を自分だけでこなす必要がある、といったところでしょうか。

これらのメリット・デメリットを勘案した結果、専門学校を利用するという選択肢を取る人が大半かと思いますが、独学という選択肢についてもちょっと考えてみてください。

 

説明するまでも無いかもしれませんが、独学の一番大きなメリットは金銭面です。

専門学校を利用すると数十万円の出費となりますが、独学で試験勉強をすればこの費用は掛かりません。

ヤフオク等で専門学校のテキストや問題集が出品されていますので、これを利用して独学すれば数万円の出費で済みます。

USCPA受験生のボリューム層は20代~30代あたりになるかと思いますが、私を含め、まだまだ数十万円をポーンと払えるような人は少ないのではないでしょうか。

一方の独学のデメリットに関しては、勉強を始める前は心配でしたが、実際に独学で勉強してみるとそこまで気になりませんでした。

最新の制度改正の情報が入ってこない

3年前の古いテキストで独学していたため、この点は私が最も心配していたところでしたが、ほぼ心配無用でした。

日本の簿記検定や会計士・税理士試験は改正されたばかりの論点が好んで出題されますが、USCPA試験は全ての論点がバランスよく出題されますので、そこまで新規論点は出題されません

逆に言えば、改正点をきっちり押さえていても、それほど大きな効果はありません。

私は改正論点をそれなりにネットで調べてから受験しましたが、実際の試験ではほとんど出題されませんでした。

合否に大きな影響を与えるほどではありませんので、主要な改正点だけググって確認しておく程度で充分です。

そもそも、新しい問題が追加される際は、まず最初の数クォーターは配点の付かないダミー問題として出題されて正答率が測定され、その後、測定された問題の難易度に応じて、配点の付く問題として出題されると考えられています。

そのため、改正されたばかりの論点は点数が付かないダミー問題である可能性も高く、対策する必要性もより一層小さくなってくると思います。

講師に質問できない

講師の授業を受けられないことや、直接質問できないことも独学のデメリットになるかと思います。

しかし、このデメリットもGoogle先生で充分対応可能ですし、時間的もネット検索の方が効率的です。

私の場合は分からない点があればGoogle検索し、「日本語の検索結果のみ表示」をクリックすれば大抵の疑問は解決しました。

USCPA試験の出題は基礎な内容がほとんどです。経済学であれば経済学の基礎知識、内部統制であれば内部統制の基礎知識からしか出題されませんので、Googleで検索すれば絶対に答えが出てきます

Googleで調べても分からないようなマイナー論点は合否には影響しませんので、スルーしてOKです。

出願手続を自分だけでこなす必要がある

出願手続もネットで調べればいくらでも情報が転がっているので問題は無いかと思いますが、独学するにあたって一番の問題となるのは「追加単位の取得」です。ここだけはちょっと厄介な問題をはらんでいます。

独学の場合は、自分で大学に追加単位取得の申込をして単位を取得するだけでも一苦労で、非常に多くの時間と手間が掛かるかと思います。

さらに、出願州の受験資格の計算上、その単位が認められるかどうかも分かりませんので、自分で追加単位取得の手続きを進めてしまうことは非常にハイリスクです。

専門学校であれば、それぞれ提携先の大学を持っており、そのあたりはしっかりと対応してくれますので、追加取得単位が必要な場合は独学を諦めて、専門学校を利用した方が良いでしょう。

残念ながら、どの専門学校も追加単位だけを申し込むことはできないようで、各講座の受講とセットになってしまうようですので、この場合は独学を諦めざるを得ません。

最も単位要件の易しいアラスカ州で「会計単位15単位以上」ですので、この条件さえ満たしていれば独学でのUSCPA試験挑戦が可能となります。

「受験要件」さえクリアしてしまえば、「ライセンス登録要件」は気にしなくても構いません。

 

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、

追加単位取得⇒受験⇒合格⇒ライセンス登録
という流れであれば、専門学校の講座を受講する他に、追加単位を取得する手段が無いので、独学を諦めざるを得ないのですが、

受験⇒合格⇒追加単位取得⇒ライセンス登録
という流れであれば、他に追加単位を取得する手段があるため、講座の受講は不要ですので、独学が可能です。

 

その手段とは、専門学校のライセンス取得サポートサービスです。

独学で合格できた場合であっても、ライセンス登録時にはこのサービスに申し込むことになるのですが、そのサービスの一環として追加単位を取得することが可能です。

プロアクティブのライセンス取得サポートであれば独学者も利用できますので、そこで追加単位を取得することができます。

 

独学で合格するまでの道のり

ちょっと前置きが長くなりましたが、私が独学で合格した際の流れを時系列で綴っていきます。

大体の流れを掴んで、なんとなーくイメージしてもらえればと思います。

2016年4Q

11月上旬:学歴審査依頼
11月下旬:ヤフオクでテキスト・問題集購入
12月上旬:FAR勉強開始 【試験勉強開始】
12月下旬:学歴審査完了・出願

2016年12月にFARから学習を開始しました。

上記の通り、学歴審査だけでほぼ2ヶ月を要しましたので、受験を急ぐのであれば早めに審査申請するようにしましょう。

2017年1Q

1月上旬:NTS受領(FAR・BEC)
1月上旬:FAR勉強終了(1.5ヶ月)
1月上旬:BEC勉強開始
2月中旬:FAR受験
3月上旬:BEC勉強終了(2ヶ月)・受験
3月上旬:AUD勉強開始
3月上旬:FAR合格発表⇒83点合格
3月下旬:BEC合格発表⇒83点合格

私の場合、NTSは出願後比較的早く受領することができました。有効期間は6ヶ月ですので、6ヶ月以内に受験する科目のみNTSを取得しましょう。

1月上旬にFARの勉強は終えましたが、FARの受験は2月中旬までタイミングを遅らせています。

その理由としては、科目合格は18ヶ月で失効してしまうためです。

1科目目ということで、科目合格の失効リスクを出来るだけ小さくするために受験タイミングを出来る限り遅らせました。

2017年2Q

4月上旬:NTS受領(AUD・REG)
5月下旬:AUD勉強終了(2.5ヶ月)・受験
5月下旬:REG勉強開始

FAR・BECの合格発表を受けて、残り2科目のNTSを取得しました。

AUDは新試験制度移行の関係で、合格発表まで3ヶ月掛かりました。試験の出来はあまり芳しくなかったので、なかなかREGの勉強に手が付きませんでした。

2017年3Q

7月下旬:REG勉強終了(2ヶ月)・受験【試験勉強終了】
8月中旬:AUD結果発表⇒95点合格
9月下旬:REG結果発表⇒85点合格

新試験制度への移行の影響で、結果待ちの時間が非常に長いことに苦しめられましたが、学習期間としては2016年12月~2017年7月の8ヶ月で合格することができました。

1科目目の合格から4科目目の合格までは5ヶ月ちょっとでしたので、18ヶ月の失効期限には程遠いものでした。

そこまで過剰に科目失効に恐れを抱かなくても良かったかな、とは思います。

 

以上、独学合格までの流れでした。

この後、ワシントン州へ合格実績のトランスファーを行い、プロアクティブのライセンス取得サポートを使って追加単位を取得し、無事ライセンス登録を行うことができました。

 

基本的には独学するよりも専門学校を利用するほうが堅実です。

しかし、独学することによる金銭的なメリットは非常に大きいと思いますので、もし費用がネックとなり受験を躊躇っている人がいましたら、是非独学に挑戦してみることをお勧めします。

 

専門学校のパンフレットには細かい料金体系が載っていますので、まずはとりあえず1校くらいは資料を取り寄せて、財布(通帳?)と相談しつつ考えてみてください。

最も定番どころのアビタスのリンクだけ貼っておきますね。

(非常にしっかりした専門学校なのですが、このバナーで損していると思うのは私だけでしょうか。。笑)

 

以上、独学で学習を進める際のポイントについて紹介しました。

関連リンクを貼っておきますので、こちらも是非ご覧ください。
>>独学のためのテキスト・問題集

 

各専門学校の比較は以下のページへどうぞ。
>>専門学校(予備校)について

 

ここ最近の好景気の中、USCPAの転職市場は非常に活発になっています。

とても良い条件での転職案件が頻繁に出ていますので、以下のページも是非ご覧ください。
>>USCPAの転職活動について


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