他の会計資格との試験範囲の比較について

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日本の公認会計士、税理士、日商簿記検定を勉強したことがあるけど、現時点でUSCPA各科目の試験範囲のうち、どれくらいをカバーできているの?

という疑問に対して、他の会計資格との出題範囲の重複について解説していきたいと思います。

日本の公認会計士との試験範囲の比較

FARについては、公認会計士試験の財務会計論の知識で、USCPA試験に必要な会計知識はほとんど網羅できています。

日本基準とUSGAAPやIFRSの間で異なるところを押さえ、公会計を新たに学べば試験範囲をラクラク網羅できます。

そのため、日本の公認会計士の学習経験者であれば、FARの学習ボリュームの概ね6割程度はカバーできているかと思います。

 

BECについては、経済学、管理会計、IT、ガバナンス等が試験範囲となりますので、日本の公認会計士試験の管理会計論や経営学、統計学と相関があります。

経済学、管理会計については、USCPA試験では基礎的な内容しか出題されないため、ほとんど既存知識でカバーできています。

逆にITやコーポレートガバナンス、アメリカ特有のビジネス知識についてはあまり相関関係が無いため、これらは新たに学習する必要があります。

WC問題への英作文論述対策が必要なこと等も勘案すると、日本の公認会計士の学習経験者であれば、BECの学習ボリュームの概ね3~4割程度はカバーできていることになるかと思います。

 

AUDについては、監査論と大きな相関があります。日本語で学習した内容を英語で学習しなおすだけと考えても、おおむね差し支えありません。

日本の公認会計士の学習経験者であれば、AUDの学習ボリュームの概ね8~9割程度はカバーできています。

 

REGについては、ほとんど相関がありません。日本の公認会計士で言えば、租税法、企業法、民法のような学習内容となりますが、アメリカの法律についての学習となるため内容は大きく異なる箇所が多いです。

しかし、税法や商法の考え方などは日本とアメリカで共通している部分もありますので、理解は比較的早く進むかと思います。

日本の公認会計士の学習経験者であっても、REGの学習ボリュームの概ね1割程度のカバー率となるかと思います。

税理士との試験範囲の比較

FARについては、簿記論や財務諸表論の知識で基本的な会計知識はほとんど網羅できています。

日本の公認会計士と同様に、日本基準とUSGAAPやIFRSの間で異なるところを押さえ、公会計を新たに学べば試験範囲をカバーできます。

そのため、日本の税理士の学習経験者であれば、FARの学習ボリュームの概ね6割程度はカバーできているかと思います。

 

BECについては、管理会計の部分のみ相関関係があります。日本の税理士の学習経験者の、BECの試験範囲のカバー率としては概ね1割程度となります。

 

AUDについては、日本の税理士試験との相関関係はありません

 

REGについても、日本の税理士試験との相関関係はありませんが、税法の考え方としては日本と似通っている部分も多いので、一般の受験生よりも理解は早く進むかと思います。REGの試験範囲のカバー率としては概ね1割未満となります。

日商簿記検定との試験範囲の比較

FARについては、日商簿記1級の知識でも基本的な会計知識はほとんど網羅できています。

日本の公認会計士や税理士と同様に、日本基準との相違点を押さえ、公会計を新たに学ぶこととなります。

そのため、日商簿記1級の学習経験者であれば、FARの学習ボリュームの概ね6割程度はカバーできているかと思います。

ちなみに、日商簿記2級の知識で、概ね1~2割程度のカバー率になります。

 

BECについては、日本の税理士の学習経験者と同様に、管理会計の部分のみ相関関係があります。

日商簿記1級や日商簿記2級の学習経験者であれば、BECの試験範囲のカバー率としては概ね1割程度となります。

 

AUDについては、日本の日商簿記検定との相関関係はありません

 

REGについても、日本の日商簿記検定との相関関係はありません

 

なお、これらの会計資格との難易度の比較は以下のページをご覧ください。
>>USCPA試験の難易度について

また、各科目の個別対策方法は、以下のページで紹介しております。
>>FARの試験対策
>>BECの試験対策
>>AUDの試験対策
>>REGの試験対策

以上、日本の会計士や税理士、日商簿記検定といった他の会計系資格との試験範囲の相関関係について説明しました。

税理士や日商簿記検定に関してはあまり相関関係がありませんが、日本の公認会計士試験との間では、大きな相関関係があります。

上記を参考に学習に合格ライン到達に必要な勉強時間を推測し、効率的な受験スケジュールの策定に活かしていただければ幸いです。


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