試験制度の変遷について

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このページでは、USCPAの試験制度の変遷について紹介しています。

試験制度についての簡単な年表は、以下の通りです。

1896年 アメリカにおいて公認会計士制度が創設される。
1917年 第1回USCPA試験が実施される。
2004年 試験方法が紙ベースからコンピューターベース(CBT)へ変更される。
2011年 日本受験が可能となる。
2011年 試験方法がCBT-eへ変更される。
2017年 試験方法がCBT3へ変更される。

USCPA試験の初回実施は1917年です。100年以上の長い歴史がある試験であり、今や世界で一番知名度のある会計資格と言っても過言ではありません。

試験制度創設後、長年にわたり紙ベースの試験でしたが、2004年にはコンピューターベース試験(CBT/Computer based test)が導入されました。

これにより、一斉受験日という概念が廃止され、各自でテストセンターを予約して好きな場所、好きな日時に受験することが可能となりました。

2011年になると、アメリカ国内に加えて、日本でも受験することが可能になりました。これを機に、USCPA試験の日本人受験者数が急増しました。

日本受験が可能になってからまだまだ日も浅いので、日本においては未だに希少価値の高い資格となっており、年間の日本人受験者は約2,000人、日本人合格者は200人程度と推定されます。
>>日本人受験者数と合格者数について

現在は、日本の他、ブラジルや中東の数ヶ国でも受験することが可能となり、USCPAのグローバル化が急速に進んでいます。

また、ライセンスの互換性も急速にボーダーレス化が進められ、カナダ、オーストラリア、メキシコ等、多くの国々との間で相互承認協定が結ばれており、活躍の場がどんどん広がっています。

 

なお、同じく2011年に試験制度がCBT-eへ変更されたことにより、TBS問題が導入され、BECではWC問題(Written Communication)という英文での記述式試験も合わせて導入されました。

このWC問題の導入により、BEC科目が英語を苦手とする日本人にとっての鬼門と化すこととなりました。

そして、2017年度にも大きな試験制度の改正が行われました。新試験制度はCBT3と呼ばれています。

今回の変更による、従来の試験制度と新試験制度との主な相違点は以下の5点です。

・試験時間の変更

これまでBECやREGの試験時間は3時間でしたが、全科目の試験時間が4時間に統一されます。

日本人にとって、外国語である英語を長時間読んで問題を解き続けることは、非常に大きな体力や気力を使うことです。

今後は、より長い時間にわたって、この集中力を持続させる必要があります。

・問題数と配点の変更

以前よりも応用問題の構成比率が増加します。WC問題の比率が減少し、TBS問題の比率が増加します。

また、BECにもTBS問題が出題されるようになります。

MC問題85%とWC問題15%の配点だったところが、MC問題50%とTBS問題35%とWC問題15%の配点に変わることによって、BEC科目への対策がより難しくなります。

日本人はBEC科目の合格率が非常に低いのですが、この合格率にも何らかの影響を与えるかもしれません。

・出題比率の変更

各科目における出題内容の構成比率が若干変更となります。それぞれ数%程度の変更ですので、そこまで大きな影響は無いものと考えられます。

・休憩時間の追加

今後は試験時間にカウントされない15分の休憩時間が新たに設けられます。

これまでは休憩を取る場合にも試験時間は進行していましたので、休憩を取る場合は急いでトイレに行って、用が済んだらすぐにテストに戻る形でした。

しかし、試験中盤に長い休憩時間が設けられることにより、ゆっくりと頭を落ち着かせて作戦を練り直すことができるようになります。

頭を休めたり、時間配分の見直しを行うなど、この15分の休憩時間を有効に使っていただければと思います。

・受験可能期間の延長

新たに各クォーター最終月の1~10日にも受験ができるようになり、受験可能期間が1クォーターあたり10日間長くなります。

例えば、第1Qでは1/1~2/28までしか受験日として選べなかったところが、今後は1/1~3/10まで受験日として選択できるようになります。

 

この制度改正に関する詳細については以下のページをご覧ください。
>>新試験制度(2017年4月~)について

以上が、USCPAの試験制度の変遷となります。今のところ、数年に1度のペースで試験制度が変更となっています。

新たな制度に合わせて試験対策をやり直すことは大きなロスとなりますので、試験制度の変更が見込まれる場合には、制度が変わる前に早めに合格してしまうようにしましょう。


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